矯正の目的
みなさん、矯正の目的とは何かご存知ですか?ほとんどの方は美容等の見た目を良くするためにと思われているのではないでしょうか?
実際のところ矯正の本来の目的とは、歯の噛み合わせを等をよくする事で、身体のバランスを崩れにくくするという目的等、健康状態を良好に保つためにするものであります。
人によっては、噛み合わせが悪いために 頭痛や腰痛などの症状を起す方もいますので、気になる方は一度歯科むらお医院までご相談ください。
歯を抜かない矯正
従来の歯の矯正は、並びきらないという理由と見た目の美しさを考え、問題のない歯も含め上下左右4本の歯を抜きます。
歯並びの美しさが最重要視されてきましたが、本来は機能回復を実現させるのが目的です。噛む力を管理できる正しい噛み合わせにする必要があります。
当院では、混合歯列期に行う工期矯正をメインに行っています。永久歯がきれいに生えるための土台作りとしてマウスピースやその他の拡大装置などを使用した矯正治療です。
機能的マウスピース矯正
歯並びは、お口の周りの筋肉の影響を受けています。
こどもの時期は身体が成長過程にあるので、お口の周りの筋肉を整えやすいタイミングだと言えます。そこで、適切にお口の成長を促し、大人の歯が生えてくる土台を作るために、このマウスピース「プレオルソ」を装着していただきます。柔らかい素材で簡単につけ外しができ、つけるのは日中の1〜2時間と就寝中だけです。
拡大装置
歯列の横幅をゆっくり拡大する装置です。
当院では、クワドヘリックス(Quad helix, 上顎)・バイヘリックス(Bi-helix,下顎)を主に使用します。 歯並びの曲線部である歯列らの幅が狭いことでおこる叢生(そうせい)を改善するための装置です。
小児矯正のメリット
- 永久歯を抜かない可能性が各段に上がる
- あごの成長のバランスを整えることができる
- お口本来の機能を取り戻す
- 早めの対処で永久歯での矯正機関が短くなる
小児矯正のデメリット
- ほどんどの場合、あごの骨の成長が終わる15歳前後まで経過を観察する必要があるため、矯正期間が長くなることがある
- 小児矯正を行っても、大人になってから再度歯列矯正が必要になることがある
- 患者さん本人が治療に協力的出ない場合、良い結果を出にくくなることがある
矯正治療は、歯並び・見た目を治すだけでなく、
多くの利点があります。
プレオルソを用いた治療は、歯ならびだけでなく口呼吸の改善にも役立ち、お子様の健康を口内から支えます。
小児矯正について、ご不明な点やご相談がありましたら、
浜松市役所ちかくの歯科むらお医院までお気軽にお問い合わせください。